2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

昼寝 その2

昼寝のお話の続き。 ひとつの国を描写するのに、たいていステレオタイプというか パターンがある。日本なら、桜の小枝を持った芸者ガールが ふじやまマウンテンの下を歩いていなければならないし、 フランスなら、ベレー帽をかぶったおじさんが、バゲットを …

昼寝 その1

2年ほど前に読んだショートエッセイを紹介する。東方航空の機内誌に 載っていた文章である。なにげなく読み始めたが、あまりのおかしさ アホらしさに、身をよじって笑いをこらえていたところ、隣の乗客に 「大丈夫ですか?乗務員をよびましょうか?」といわ…

深く反省

日曜日に、中検を受けてきた。今回は、ビジネス中検とやらの併願に したため、30周年記念のシャーペンを2本もいただいた。隣の オネイサンたちは受験料が高いのが気にいらないらしく、「こんなもの 配る余裕があるなら、受験料もっと安くしてよ。」などと…

勉強法の続き その2

中検を受けてきた。すごい思い違いがあって、散々な結果だったが、 詳しくは、後日の記事に譲り、勉強法の方を続ける。m.しゃにむにライティングする 新出単語や気に入った表現を、声を出して読みながら、徹底的に何度も紙に 書いていく。目、口に加えて、手…

勉強法の続き その1

勉強法の分析を続ける。しつこいが、判断の3つのポイントを 再掲する。項目1.目と耳を駆使して、脳に単語などの関連情報をインプット しようとしているとき。 項目2.口を使ってインプットした情報を確実に自分が使えるように なるまで発声し、記憶を定…

上達するとき、及び勉強法

語学はいつ上達するか。夏か冬か、朝か夜か、という問題では ない。どんなことをしているときに伸びるのか、ということを 考えてみた。勉強すれば伸びるのだが、それはどんな勉強法か。自分が思う結論を以下にまとめる。 項目1.目と耳を駆使して、脳に単語…

雨赴渝北

时隔两年,我走下飞机站在重庆江北机场。细雨蒙蒙, 空气特别潮湿。重庆有一家汽配厂,本来没有算入此次 拜访用户的行程安排中。可是来机场接我的同事告诉我说, 那厂厂长有件事情同我们紧急洽谈,我们只好变更原来的 行程,拜访那所制造车辆座椅的配套厂。 厂…

おきねるシリーズ

業界専門用語では、おきねるシリーズと呼ぶらしい。類書は多いが、このアルク社のシリーズは英語から最初は 始まり、中国語や韓国語のバージョンに及んでいる、 シリーズとしては長期ベストセラーだと思う。 例文が生き生きしていて、毎日、自分が母国語でし…

比較文

比較文は難しい、というか、ややこしい。 日本語と中国語が似ていて、ヨーロッパの言語と異なる点は、 等物比較にこだわらず、「私の持っている本は、あなたより多い」、 「我拥有的书比你多」のように、「本」と「あなた」を直接比べられる点である。 ヨー…

意合文 その3

前回までの例に加えて、いくつかことわざや成語の例を挙げて、 中国語の意合性を見てみたい。★不到长城非好汉,不吃烤鸭真遗憾 チョウジョウニ イタラザラバ コウカンニ アラズ コウアヲ クラワザラバ マコトニ イカンナリ(北京まで来て)万里の長城に行か…

意合文 その2

昭和が平成に変わる頃、北京動物園にパンダを見に行った。 友人に車で送ってもらい、入り口の門まで行ったが、連休の ためか、日本では絶対見られないほどの殺人的な混雑で、 無傷では帰って来られないだろうと思った。とてもパンダ どころの騒ぎではない。…

意合文 その1

近頃は、とんと聞かれなくなったが、以前は意合文という 言い方があった。中国語は、文法の研究がヨーロッパの 言語ほどには、確立されていなかったためか、文法的 規則よりも、文章全体でなんとなく意味が取れたらいい、 というような風潮があった。意合的…

中検の各級

3月末はは準1級との併願で、スコア式ビジネス中検と いうのを申し込んだ。ところがこの試験、あまり人気が ないのか、今回限りで中止になってしまうそうだ。 私にとっては最初で最後の試験になってしまった。語学の試験は、そのクラス・成績によって主催者…

2文字の単語の分析 動詞編 その3

動詞編の最終回は、補足説明と特異な単語について。 形容詞編で紹介した「卖钱」は、「いい値段で売れる」という 意味のほか、「売って銭にする」という動詞の意味もある。我的表还能卖钱 僕の時計は、まだ売ってお金にすることができるVO構造だと思ってしま…

2文字の単語の分析  動詞編 その2

動詞分類の6番目は、おなじみのV + O構造、中国語で言う 動賓構造である。この単語類の大きな特徴として、必ず 離合することが挙げられる。いわゆる離合詞の典型として、 よく話題に上る。 手元の辞書をパッと広げたら、必ず3つ4つはすぐに 見つけられる…