2011-01-01から1年間の記事一覧

オススメの文法書

謹賀新年。年が改まるとなんとなく気分も改まる。今年も頑張って中国語を勉強して行きたい。いつも愛読させてもらっている更藍さんのブログでご紹介のあった文法書が手元に届いた。名前は「つながる中国語文法」、著者は林松涛先生、出版社はデイスカバリー…

よく道を聞かれる人

今日は中国語とあまり関係ない雑談である。最近、といってもここ10年くらい、よく道を聞かれる。その頻度たるや、半端ではない。統計を取ったことはなかったので、この12月は数えてみた。本日29日までに21回、実に多い。今後も、だんだん増えていく…

疑問詞〜、疑問詞〜

文法の教科書では、「了」の説明や、いろいろな補語の解説で隅に追いやられている感のある、一種の呼応表現で、疑問詞〜、疑問詞〜のパターンがある。でも、実は疑問の意味は一切なく、初めの方が不定代詞、後半のは、それを受ける指示代詞である。多くの教…

否定の虚辞 その4

さて最後に残った一番ややこしい例が、「差点儿」である。書面語では「险些(xian3xie1)」というのもある。意味は「もう少しで」、「すんでのところで」ということだが、この単語の説明には、まず、2つの場合に分けなければいけない。1.事象が話者にとって…

否定の虚辞 その3

長いマクラで2日分のダイアリーをかせいでしまったが、ここからが本論である。中国語の例を見てみたい。まずとっさに思いつくのが、A 小心感冒。 B 小心不感冒A,Bともに同じ意味である。ならば、「不」は虚辞か?しかし、これはAの方が「風邪」と言う名詞で…

否定の虚辞 その2

悶々として眠れぬ夜が続き、ある朝目覚めると、高校3年生になっていた。学校では英語の授業がある。もともと英語は嫌いなのに、あたまに「受験」の2文字がつくと、もう逃げ出したくなる。「英語史」とか「西ゲルマン諸語統語論」とかやってくれればうれし…

否定の虚辞 その1

虚辞というのは、文章の中で、それがあってもなくても文意が変わらない単語、という意味である。中国語文法でよく出てくる実詞、虚詞の虚詞とは全然別物である。「ええと、あの、その、つまり・・・」などと言う部分は、本文の意味には影響しない。もちろん…

コピュラ

前回、コピュラと述語文の関係に触れたので、少しまとめておきたい。日本語と朝鮮語と中国語は原則的に同じふるまいである。例外が多いので、少しとまどうけれど。以下に比較してみる。(朝鮮語はハングルの入力方法を知らないので省略)日本語: 彼女は学生…

あまり多くない

この表現について、最近思うことがある。以下、「多」で代表させて書くが、じつは「好」でも「大」でも常用の形容詞なら何でも該当する。私の周りの人たちはことごとく「不是很多」というのである。初級の教科書では、形容詞述語文にコピュラ(英語で言うbe…

ブログの方針・特徴・言い訳など

どんな内容のブログなのか、わからないといけないので、一応説明らしきものを記しておきたい。ご不明の点はお問い合わせを。1.中国語を勉強しているので、同学の皆さんとブログを通じて交流したい。 2.自らも熱心に学び、また学んだことを人に伝えたい。…

トライアル

ブログ第1回目は、うまく行くかどうかわかりませんので、トライアルです。中国語の簡体字が、文字化けしないかどうかがポイントです。祝大家身体健康,生意兴隆,学习进步,万事如意!うまく見ることができたらおなぐさみです。