第85回中検1次の結果

今日の日帰り出張は、「天空の城ラピュタ」の異名をとる松山城がある、備中高梁だった。
あまり期待していなかったけれど、ずいぶん立派な山城が麓からよく見え、圧巻だった。
地元の取引先の話では、あと少しで桜が満開になるそうで、来るのが早すぎましたね、
と言われてしまった。あさっては神奈川県平塚へ出かける。
さて、中検の結果が届いた。ほぼ予想できていて、前のブログに書いた通りの
結果だった。リスニングの大問1は、2つも落とした。ここは配点が大きいので、2つも
落とした時点で当然190点突破は絶望となる。読解は別に中国語に限らず、日本語文を
聞いたときでも、内容を頭の中で勝手に要約してしまう癖がついている。「朝5時5分に
起きました」というのを聞くと、時刻が重要な論点になるような場合を除いて、
「朝とても早く起きました」と置き換えて理解してしまうので、改めて正確なところを
尋ねられると、うろたえてしまう。とてもリラックスして臨んでおり、意味を取るのにほ
ぼ苦労することはないのだが(もちろん1級のリスニングは別で、大いに苦しめられて
いる)、大意を把握しようとすると、末節の部分は、できるだけ簡単に、という
プログラムが、頭の中で勝手に作動してしまう、このあたり、意識的な改善が必要と
思うが、具合的にどういう練習をしたらよいか、わからない。要約しないと、おつむの
キャパ不足で、大意に関する情報が、捉えきれなくなってしまうので、長年の間に
そうなってしまったのだろうと思う。大問2の書き取りの方は、ズバリ予想通り、
「它」を「他」と書いてしまったことによる1点マイナスだけだった。これは、
書き終わった後、チェックすればしのげる問題なので、凡ミスである。汚くて、
読みにくい字は、幸い今回はお目こぼしにあずかったようである。各問が短文で
あったことによって、助かっていると思う。筆記の大問2も2つ落とした。ここら
あたりはもっと頑張れるはずで、語彙力を更に鍛えていきたいと思う。特に慣用表現に
慣れなければ、と思う。大問3もひとつ落とした。和文中訳と中文和訳の方は、
最高に苦手な分野だけに、この点数はむしろ出来すぎである。ここをこの点数で
切り抜けて、残りを満点で行けば、念願の190点達成が実現するのだが、いつも
狸の皮算用に終わっている。月末の2次試験も積極的に参加して、大いに暴れたい。



★本日の学習進捗状況
1.単語帳
14冊目 6ページ目(全29ページ、1ページに30単語)

2.百年中国散文精选(1〜425ページ)
19ページ目
1.洪水与猛兽 蔡元培  読了
2.少年中国说 梁启超  読了
3.秋夜    鲁迅   読了   
4.雪     鲁迅   読了
5.从百草园到三味书屋 魯迅  読了
6.故乡的野菜     魯迅  読了

3.中国語作文−その基本と上達法(1~253ページ)
46ページ目

4.音読「三国志演義」(10−67ページ)
27ページ目

5.音だけを聞いて長文を暗記する「耳が喜ぶ中国語」(全110課) 
13課

6.論説長文読解「ビジネスリテラシーを鍛える中国語 I」(1課〜30課)
進まず。
•祖國的陌生人 p272(余華:活在喧囂的國度)
很多人對此表示讚嘆。余華表現出一個中國作家罕見的勇敢。他在這本書裡批評了毛澤東、六四鎮壓、現政權的腐敗、政府對於高經濟筯長的過度依褚,在中國主流作家裡,他是第一位這樣做的。這也是令人心酸的讚嘆,作家本應是一個社會天然的批評者,但在日益封閉、自滿、壓制的中國社會裡這樣態度倒成了例外。
多くの人がこれに対し、賛嘆の声を上げた。余華は中国の作家としては稀に見るような勇気を示していたのである。彼はこの本の中で、毛沢東を批判し、天安門事件、現政権の腐敗、それから政府の高度成長に対する過度の依存を非難している。中国の主な作家の中で、彼がこの方面の先頭を切って走っているのである。これもまた、ひとつの悲しい賛嘆である。作家は本来、天性の社会批評家でなければならない。しかし、日増しに閉鎖的でうぬぼれと締め付けがひどくなっていく中国の社会において、余華のような姿勢はむしろ例外的なのである。

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