よく道を聞かれる人

今日は中国語とあまり関係ない雑談である。最近、といっても

ここ10年くらい、よく道を聞かれる。その頻度たるや、

半端ではない。統計を取ったことはなかったので、この12月は

数えてみた。本日29日までに21回、実に多い。今後も、

だんだん増えていくような被害妄想に駆られる。こうなると

もはや、道を教えることは神の我に与え給うたミッションであると

思わざるを得ない。なんじ、よろしく迷える子羊たちを

領導せよ、と。子羊とはあまり似ていないオッサンやオバハンが

メインだが。

更にもうひとつ驚くべきことは、突然、道で声をかけてくる

人たちの使用言語が、ことごとく中国語であるという点である。

これは場所のいかんを問わない。JR名古屋のコンコースでも、

ローマのコルソ通りでも、新宿ルミネでも、バンコクの

スクンヴィットでも、遠くから駆け寄って来た人に中国語で

道を聞かれる。たぶん、日本語や他の言語でも聞かれたことが

あるはずだが、回数が少ないためか記憶に残っていない。

前世の因縁か、神のミココロか知らないが、不思議な超常現象と

いっていいと思う。多くの宗教の創始者たちも、このような

幾多の不思議な体験をして、新宗教の開祖となったのであろう。

今後の方針として、とりあえず下記を決定。

1.円滑な会話を目指し、地方からのおのぼりさんも
  多いなか、平易かつ明快な普通話で答える。

2.ボディ・アクションをふんだんに取り入れ、笑顔を
  絶やさない。

3.普段から、場面別の会話の教科書を音読・多読し
  いざというときに、言葉に詰まらないようにする。

4.市内地図による道路名の暗記、また地下鉄・市バス
  乗り換え攻略本にも習熟する。

5.出かける前に必ずイソジンでうがいをして、のどが
  詰まらないようにしておく。


質問に明快に答えられたときは、やはりそれなりに気分が

いい。更に精進を続けたい。

★本日の一文

人生就像一场戏,演员不一定在台上,观众不一定在台下。

人生は芝居のようだ、俳優はいつも舞台の上にいるとは
限らないし、観客はいつも舞台の下にいるとは限らない。


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