第83回中検2次試験

先週の日曜日、2次の口頭試験を受けに行った。ところが会場到着までの所要時間計算を
間違えてしまい、広大で勾配のきつい大学のキャンパスを息をぜいぜい切らしながら、
必死で走って到着した。それでも集合時間に対し、8分の遅刻だった。ダメもとで受付の
人にお願いすると、「2次試験は大丈夫ですよ。面接の順番はいちばん後になりますけど。」
という、温かいお言葉をいただき、何事もなかったかのように登録させていただいた。
会場待合室には私を含めて、男性2人、女性が4人で、もう少したくさん来られていると
思っていたので、少しく肩すかしを食らった感じであった。説明通り、一番最後に呼ばれて、
面接室に入った。すでに前回と前々回と2回経験があるので、それほど上がったりする
ことはなかった。今回の試験官は、全く新しい先生で既視感はとかはなかった。試験の
形式は前回同様で変化ななかった。軽く二つの質問、短く答えてそれで終わり。日文中訳と
中文日訳は各2問ずつ。「我弟弟比我小3岁,可是他个儿比我高多了」「あなたの傘を
ちょっと見せてくれませんか」という感じの出題で、文章も短くソフトタッチであった。
それから最後は3つの題から一つ好きなのを選んで、2分間スピーチ(準備時間1分間)
をする。お題を頂戴して、ネタを披露する、なんだか「笑点」みたいだな、と思いながら、
私が選んだのは、「我喜欢的水果」。果物に関しては、ちょいとうるさい方なので、
マンゴーやパパイア、ドリアンなど熱帯系の果物について、ウダウダと脈絡もなく
しゃべっていたら、2分を超えてしまい、制止された。なんとなく合格できたような
気はするが、フタを開けてみるまでわからない。もう一つ驚いたのは、試験会場を
出ての帰り道、正門まで10分近くかかるのだが、そこで若い女性に「あのおぉ、
中国語の試験を受けに来たのですが、どこですか。」と聞かれたこと。なまりは
なかったので、日本人だと思う。私も遅刻者なので、人のことをいえた義理では
ないのだが、ただひたすら恐れ入ってしまった。


★本日の学習進捗状況
1.単語帳
13冊目 18ページ目(全30ページ、1ページに30単語)

2.百年中国散文精选(1〜425ページ)
19ページ目
1.洪水与猛兽 蔡元培  読了
2.少年中国说 梁启超  読了
3.秋夜    鲁迅   読了   
4.雪     鲁迅   読了
5.从百草园到三味书屋 魯迅  読了
6.故乡的野菜     魯迅  読了

3.中国語作文−その基本と上達法(1~253ページ)
46ページ目

4.音読「三国志演義」(10−67ページ)
27ページ目

5.音だけを聞いて長文を暗記する「耳が喜ぶ中国語」(全110課) 
13課

6.論説長文読解「ビジネスリテラシーを鍛える中国語 I」(1課〜30課)
進まず。


•祖國的陌生人 p209(小鎮青年‧賈樟柯)
對我而言,我越來越承認,我頭腦中雜亂的知識體系,就與中國目前混亂的價值觀一樣,
是我真實生活的一部分.我這一代注定在這些種種的矛盾與衝突中成長,內心的困惑是
我們生活的一部分.正因如此,我應將這種困惑不加掩飾的表達出來.
私の方はといえば、自分の頭の中の知識体系が混乱していることを、少しずつ是認する
ようになってきた。それは中国の目下の混乱した価値観と軌を一にしており、自分の
本当の生活の一部分であるからだ。私の年代は、運命的に数々の矛盾と衝突の中で
育ってきたので、心の中の戸惑いは常に生活の一部分であった。だからこそ、私は
これら数々の戸惑いを包み隠すことなく、表現するべきなのだ。

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