第84回中検2次試験

またしても、2次の口頭試験にいそいそと出かけた。前回の
反省を生かして、遅刻しないように、乗り換え時間等も
調べてから家を出た。今回の準1級口頭試験参加者は、この
会場では8人だけ、なんとなく寂しい気もするが、あまり
大量にこられてもさばききれないのだろう。ここでも
男女相半ば、最近は特に若い男性陣の健闘が目立つ。女性も
若い人ばかりで、少し驚いた。以前は年配の人も多かった
ように思う。別室で待っている受験生たちをひとりひとり
呼んでいくスタイルは変わらず、中国人と思しき人も一人いた。
中国人の場合、短文の中文和訳2問さえこなせれば、あとは
完全に楽勝となる。試験というより、ただの雑談に来る
イメージだろう。私の順番は8人中7番目。試験官もいつもと
同じ。年配の日本人男性とうら若き中国人女性だった。
今回は飛び切りの美人だった。しかしこの人、声が非常に
小さい。蚊の鳴くような声で出題されても聞き取れない。
「不好意思,我最近耳朵背得厉害,请稍微大声点儿吧。」と
お願いすると、その時だけ少し声量が上がるが、しばらく
すると、また元に戻ってしまう。仕方なく身を乗り出して、
聴くことにした。最初は簡単に自己紹介をしてくれ、
といわれたので、名前と年齢、現在の職業などを言った。
和文中訳では、「(レストランで)すいません、青島ビール
2本と餃子3人前ください!」という問題だったのに、
慌てて「青島」を言わずに訳してしまった。気がついて
すぐに訂正したが、しどろもどろになったため、減点された
かもしれない。あとは特に難問はなかったと思う。最後は、
3つの中からお題を選んで2分間スピーチ、そのうちの2つは、
とても日本語でも何を言っていいかわからない題目だったので、
やむを得ず「我和音乐」を選択し、ベートーベンやショパンを
聴くこともあるけど、なんといってもカラオケが好き、特に
王菲や邓丽君を中心にレパートリーを広げている、中国の
友人の中にも「麦覇」が多くて、いつも盛り上がる、という
ように、いつものとおり取り留めもなく、話していると、男性の
試験官の方から「はい、時間です。」と言われて終了した。
今度の試験官もやはり、どこかで見たような気がする人だった。
世間は狭いように思った。結果は2週間以内に発送してくれる
そうである。

★本日の学習進捗状況
1.単語帳
14冊目 5ページ目(全29ページ、1ページに30単語)

2.百年中国散文精选(1〜425ページ)
19ページ目
1.洪水与猛兽 蔡元培  読了
2.少年中国说 梁启超  読了
3.秋夜    鲁迅   読了   
4.雪     鲁迅   読了
5.从百草园到三味书屋 魯迅  読了
6.故乡的野菜     魯迅  読了

3.中国語作文−その基本と上達法(1~253ページ)
46ページ目

4.音読「三国志演義」(10−67ページ)
27ページ目

5.音だけを聞いて長文を暗記する「耳が喜ぶ中国語」(全110課) 
13課

6.論説長文読解「ビジネスリテラシーを鍛える中国語 I」
(1課〜30課)
進まず。

•祖國的陌生人 p255(毛之後的中國)
這本書的封底照片,是一個滑旱冰的青年正單腳滑過毛澤東像前,
這是他1981年在大連拍攝的。他的第一本書的名字仍有時代意義,
過去60年的中國,正是因為毛澤東而劃分的,前30年,人們
在他的意志下生活,而後30年,人們則試圖淡化這種影響卻發現
他仍在強有力的影響我們的精神世界。
この本の裏表紙の写真は、片足でローラースケートを滑る青年が
ちょうど毛沢東の像の前を通り過ぎるときのもので、これも
彼が1981年大連で撮ったものだった。彼の第1冊目の書名は
なおも歴史的意義をもっている。過去60年間の中国は、正に
毛沢東への対し方によって2分されていた。前半30年は、人々は
毛沢東の意志のもとで暮らしていた。しかるに人々がなんとか、
この種の影響力を減殺しようと努めたのに、結果的に我々の
精神世界に依然として強烈な影響力を保っていることを
発見したのが、後半の30年だった。

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