過去問

最近は、出張の合間に外科手術で入院させられたり、2社も
引っ越し屋さんが立て続けに見積もりを取りに来たりで、
家にいてもいなくても、とにかくバタバタしている。当然
お勉強の方にシワヨセが来る。シアワセは来ない。というわけで、
前回の記事から、恥ずかしながら全く学習が進捗していない。
年の瀬に入って気持ちもかなりへこみがちである。こういう
ときこそ、うまく気分転換をして、ペースを取り戻し、軌道に
乗せなければいけないが、なかなかその気が起こらない。
何か必須アミノ酸でも不足しているのかもしれない。DHAだけは
ずっと飲み続けているが、効果はあまり現れていない。
中検の過去問をやっていて(11年分で1セット)、気づいたことが
ある。一度出た問題はもう出ないのかと最初は思っていたが、
結構繰り返し出題されているものがあることに気がついた。
準1級の中で繰り返されるものもあるが、前の年に1級で出た
ものが、次の年に準1級で出てくるというのもあった。
また具体的に問題としては登場していないけれど、長文読解
などの地の文で、前回に出た慣用句・成語が使われているような
場合も散見された。どちらの級も出題範囲というものが一切
ないので、どんなものを出題しようと勝手だが、やはり題材が
自然なものであればあるほど、いきおい重複も多くなるという
ことなのだろうか。今まで、試験直前の過去問学習は即物的な
感じがして敬遠していたが、やってみるととても面白い。本当に
いろいろなことがわかる(もちろん何年分かまとめてやって
みることが必要だが)。
もうひとつ気がついたことは、最近は出題の規範化が進んで
いるような気がする。これは個人的な感触なので、他の人の
意見も聞いてみないとわからないが。たぶん、難易度が安定して
いない、という意見を受けて、なるべく落ち着かせようと
しているのではないだろうか。以前は、日本の競走馬の
中文名が出たり、清末・民国初の全然有名でない政治家の名前を
書き取らせたり、「封神演義」を読んでいないと答えられない
ような内容だったり、唐詩・宋詞の名句をはさんだり、そのあまりの
奔放さに、ため息ばかり出ていたのだが、それを思うと、最近は
ぐっとおとなしくなったように思う。今回も1級で「スカイ
ツリー」を中訳させる問題が出たのがピークで、あとは本当に
オーソドックスな展開になっている。ご同慶の至りである。
まあ、試験を継続して受けることで、出題側と無言の対話を
交わしているような気にさせられ、試験問題に苦しみながらも、
この対話があるので、なんとなく救われたような気になり、また
いそいそと受けに行ったりするのである。趣味の効用はこういう
ところにも現れる。

★ 本日の学習進捗状況
出張多く、あまり進捗せず。中検の過去問が面白いので、他を休んで、これを先にやってしまうことにする。
1. 単語帳(Campus Wide)
11冊目 43ページ目(全69ページ、1ページに30単語)
2. 「杜拉拉升职记」(8〜261ページ)
133ページ目
3.作文ルール66(2~163ページ)
  完了
4. 茉莉花 1回目音読完了。2回目。
5. 中検スペシャル 光生館の過去問(1999-2012)
2008年度 途中

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