発音

連休も早くも後半戦に突入、気ばかりあせって学習が進まない。
今日は朝少しだけ昨日の単語の整理をして、あとはリスニング、
ディクテーション三昧の一日になった。当初の学習予定には
入っていないが、「中国語ジャーナル」の秋号と「聞く中国語」の
10月号が届いたので、これを勉強することにした。ジャーナルの
方は、最初のインンタビューが、「痞子英雄」という映画の主演
男優さん。毎号、すてきなお兄さんがインタビューに登場
するのだが、たいていが台湾人で、内容がいつも同じで、もう
少し気の利いたことが言えないのかと思う。立場上、あまり
ハジけたことも言えないのかもしれないが、聞き手の方も
「この映画で苦労された点はどこですか」、「日本のファンの
皆さんに一言どうぞ」など、完全に思考停止のステレオパターンに
はまってしまっていて面白くない。これでは、新出単語の方も
あまり期待できない。がっかりしたが、2人目が加藤嘉一さん
だったので、気を取り直して興味深く聞いた。インタビューの
内容も新鮮で、受け答えもしっかりしている。原稿を見ながらか、
言いたいことを先に暗記して来たのかは知らないが、
ノン・ネイティブで中国語を、このスピードで、よどみなく
話す人には今まで出会ったことがない。すごいなあ、と思った。
しかし、である。発音にすごい癖がある。ji,qiを「ツィ」、
xiを「スィ」のように読んでいる。「近」は「ツィン」、
「先」は「スィエン」になる。スペイン人が中国語をしゃべって
いるのかと思った。聞き手の中国人女性の普通話が非常に
洗練されていたので、対比が鮮明だった。たしかに、こういう
発音をする中国人もいるにはいるのだが、はっきり言って、
いただけない。影響力のある有名人なので、この発音を
まねしようとする学習者が出ないか、他人事ながら心配になった。
今回に限らず、また発音の問題だけに限らず、首を傾げたく
なるような、「よいこの皆さんは絶対まねをしないように」と
言いたくなるような、シーンにときどき出くわす。それだけ
中国語の幅は広く、揺れている部分も多いのだと思う。常に
インフォーマントと交流して、最新情報の確保に努めなければ
いけない。
「ジャーナル」のニュース6本は全部、書き取った。けっこう
知らない単語があった。今宵は、「聞く中国語」の方のニュース
書き取りに挑戦する。
全然関係ないけれど、試験の申し込みで苦労している。まず
11月末の中検。飛行機に乗って、小雪舞い散る北京に行って
受けることになった。やれやれ。
それからTECC。今までネット上で、2−3分でサクサクっと
申し込みができていたのに、前回あたりから徐々におかしくなり、
今回はとうとうこちらがキレてしまった。さんざん暗証番号などを
聞いてきた挙句、申し込み完了寸前になって、今度はカード会社の
画面になり、いろいろなことを聞いてくる。ついに、以前解約した
ケータイの番号まで聞かれ、メモを取っていなかったため、
答えることができなかった。画面が進まなくなり、それまで
インプットしたことが全てムダになって、そこでストップ。
セキュリティが大切なことは充分理解できるが、これはやはり、
やりすぎだと思う。来年こちらの環境が大きく変わると思うので、
それまでTECC受験はおあずけにする。ずっと受け続けていたのに
残念、だがしかたがない。
ウォーキングの方は順調、毎日12,000歩レベルをキープしている。
雑用も巧みにこなし、ダイエットも成果が出始めている。要するに、
皮肉にも、本命である中国語学習以外は全て順調に推移している
のである。やれやれ。

★本日の学習進捗状況
明日はいよいよテレビドラマに挑戦できるかもしれない。

1.単語帳(Campus Wide)
11冊目 40ページ目(全69ページ、1ページに30単語)

2.論説体中国語読解力養成講座
122ページ目/132ページ

3.中国語表現300例
120ページ目/156ページ

連休スペシャル
「ジャーナル」秋号のニュース6本のディクテーション完了

にほんブログ村 外国語ブログ 中国語へ
にほんブログ村