中検

最後の試験は日曜日、場所を町の中心に移して行われた。毎回、受けて
いる慣れた試験なので、HSKほどの緊張感はない。だからと言って、
いい点数が取れるわけではない。試験会場は2教室、各20人ずつの
配置だが、当日欠席の人もいて、実際には30人強か、と思う。うちの
教室は、18人で、男性6人、女性12人、試験主監督は、どこかで
見たことのある中国人のおばさん、副監督は知らないオネイサンだった。
やはり準1なんかより、3級や2級の方が人気のようで、教室数も
3倍ぐらい多かった。以下試験内容を詳しく振り返ってみる。

・聴解
これは、全10問のうち、最終問を間違えた。この問題は1種の
ひっかけ問題だと思うが、根が素直なせいか、見事に引っかかった。
でも、これも実力のうちで、やはり吟味が深く行われていない
証拠である。

・聴写
いつもながら、字が汚い、書くのがのろい、音を聞いてからの
反応が鈍い、の3重苦を抱えて参加しているので、くたびれる。
前々回あたりから工夫して、読むスピードについて行けないときは、
大体の文字分の空白を開けて、先の方を書き、後からまた時間の
余裕があるときに戻ってきて、穴埋めをする、という方法を取る
ようになった。ところが、この空白明けで、失敗するのである。
4文字分ほど開けておけばよい、と判断して開けて書き、
2回目の朗読のときに埋めようとするのだが、実はそこは2文字しか
なく、埋めるために巨大な字で書き、正反対に、2文字の空間に
4文字を書く羽目になったりもする。そうすると、今度は小さく
なりすぎ、全体を俯瞰すると、まるで身代金誘拐犯が新聞を
切り貼りして作った脅迫文みたいな出来ばえになってしまう。
醜く読みにくいことこの上ない。しかし、この点に目をつぶって
くれれば(たぶん、くれないと思うが)、わからない単語、
書けない文字はひとつもなかったので、満点で通過できて
いるかもしれない。

・閲読
これも最後の問題を間違えた。これも上記同様、読解力が不十分、
が原因である。もっとセンスを磨かなくてはならない。

・慣用句など
ここは無事に通過できた。

・慣用句(続き)
ここはなんと2つも落とした。「海派」と「好脸儿」は全く
知らなかった。これまで続けて受けていても、中検には常に
新しい発見がある。

・漢字書きと中文和訳
漢字書きは問題なし、翻訳も今回はそこそこできたと思う。

・和文中訳
いつも失敗する部分であるが、今回はまずまずの感じ。しかし
課題はまだまだ多い。これも繰り返すしかない。

総合的にみると、目標点数には全く到達できなかった。でも今回は
ケアレスミスがなく、全て実力の問題だった。もっと頑張ろうと
前向きの気持ちが生じたのが大きな収穫であった。

★本日の学習進捗状況
進まず。
1.単語帳(Campus Wide)
11冊目 64ページ目(全69ページ、1ページに30単語)

2.「杜拉拉升职记」(8〜261ページ)
261ページ目  読了

3.日中・中日翻訳トレーニングブック(90~146ページ)
121ページ目

4.茉莉花 2回目音読完了。3回目。13ページ目。

5.HSK6級過去問第1回〜第3回及び中検準1級過去問2009年と2010年全部(64回〜69回)。

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