お昼と夜のHSK

日曜日は、初冬のお受験シリーズ第2弾、HSKであった。今回は古くから有名な女子大(といっても、
今どき共学にしないと食っていけないらしく、男子学生もいるはずだったが、この日は見かけなかった)の
キャンパスだった。今年の夏も大学だったが、本当に校舎内にエスカレーターあり、エレベーターありの
ゴージャスな造りだった。2,4,6級が午前中、1,3,5級が午後の試験になっていて、またまた
快晴の休日で、いそいそと出かけた。
さて内容はというと、中検と同じくなんとなく不完全燃焼で、点数的にも前回を上回っているかどうか
甚だ怪しい。ただ試験の形式に慣れてきた分だけ有利になったかもしれない。正解が一切発表されないので、
できたのかダメなのかわからない問題が多い。リスニング、筆記ともに、前回と大きな進歩がなかったのは
残念である。筆記は50分で50の設問に答える。HSKの問題文はいつもながら、うっとりするような美文が多く、
ついつい鑑賞に浸ってしまう。時計を見てあわてて、前に進む。この繰り返しである。いつも時間ギリギリで
終了、本当に余裕をもてない。リスニングも以前に比べれば、良いような気はするが、気がするだけで、
何の根拠もない。写作もいっぱい書けるようにはなったが、内容的に良いかどうか全く不明である。感触では
前回と同じ、230点ぐらいかと思う。昼過ぎの終了で、近くのガストへ。しかし、カキフライが人気なのか、
親子連れが列を成していて、ひるんでしまった。やむなく、McDonaldのビッグマックの套餐にナゲットをつけて、
750円の昼ごはんにした。さあ、このあとが問題である。次の試験の始まりは18時20分、時間を
つぶさなければいけない。まずはコメダへ。声を出せないので、口パクで朗読の練習をした。飽きてきたので、
お散歩へ。暮れなずむ街を地下鉄で2駅分の距離を歩き、また同じ道を戻ってきた。この時点で、1万歩突破。
1歩=60cmなので、6kmあるいたことになる。夜は前回6月にとっても苦い思い出のある、口答
試験である。これもまた、慣れた分だけは、前回よりも良かったと思う。この高級口試の参加者は20人ほど
だった。中でも復唱が一番難しかった。でも前回のように全員が押し黙る、というようなシーンはなく、
それなりに皆レコーダーに声を吹き込んでいた。
さて、来週はTECC、これで今年の受験の締めくくりとなる。頑張りたい。

★本日の学習進捗状況

1.単語帳(Campus Wide)
13冊目 4ページ目(全39ページ、1ページに30単語)

2.祖國的陌生人(6〜275ページ)「向南方」
38ページ目、

3.中国語作文−その基本と上達法(1~253ページ)
47ページ目

4.音読「三国志演義」(10−67ページ)
27ページ目

5.音だけを聞いて長文を暗記する
耳が喜ぶ中国語 13課

•祖國的陌生人 p34 (向南方)
這座城市給我的印象是、女人比男人更有力量、不知道那「阿根廷」的銷量如何。載我前往勉縣武伺侯的是個
女司機、今年正好三十歲。她前額的劉海兒修剪的過分整齊、像一把精巧的刷子、而後面則長長的飄下來、
她的臉蒼白平坦、五官小巧、這使她看上去就像放大的櫻桃小丸子。她的牛仔短褲真是短、以至於我坐在
副駕駛的位置時、目光總是不由自主的被她白晃晃的雙腿吸引、忽略了她作為整體的存在。
この街に対する私の印象は、男よりも女の方が力強いということだ。あの「アルゼンチン」がどれほど
売れているのかわからないが。私を乗せて勉県の武伺侯へ向かう車の運転手は女性だった。今年ちょうど30歳。
額に垂らした前髪は、度を越してきっちりと切りそろえられていて、まるで毛の整ったブラシのようだった。
後ろの髪は長々と伸びていた。顔は青白く平ぺッたく、目鼻立ちは可愛らしく、そのため、まるで拡大した
ちびまる子ちゃんのようだった。彼女のジーンズ生地のショートパンツは本当に短く、私は助手席に座って、
彼女の白く光るふとももに吸い寄せられ、目を離すことができなくなった、彼女の全体の存在を無視して
しまうほどだった。
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