中検とTECCの結果

出張から帰って見ると、両方の試験の結果通知が届いていた。まずTECCの方は、正答が発表されないので、内容的に
どうなっているかよくわからないが、リーディングの方は、久方ぶりの499点で、「項目応答」による減点が1点だった
ということは、全問正解だったことになると思う。まずはめでたしなのだが、リスニングの方は派手に間違えて
しまい、30点も減点となった。70問中4問は間違えている感触である(正確なことはわからないが)。2回休んでの
受験だが、今回はリスニング、リーディングともに格段に難度が上がった感じがした。また更なる挑戦を続ける
のみだが、とりあえず念願のA級(900点以上)復帰が果たせたので、今回はよしとしなければいけない。次回は
もう少し上を狙いたい。
さてさて大問題は、中検の方である。なんと答え合わせと、実際の点数が合わないのである。こんなことは今まで
一度もなかった。筆記の方の大問の1.2.3.は、自分の控え(問題用紙にメモして持ち帰ったもの)と協会側の
答えは完全に一致していて、満点のはずなのである。考えられることは、

1. 自分のマーキングが不鮮明かなんかの理由で機械に読み取られず、無効で採点対象外となり、減点となった。
2. 問題を正しく理解して、控えも正しく書いたのに、マーキングを間違えた(重篤なアルツハイマーが
     進行している)。
3. 協会側が採点を間違えた。

上記の3種のうちのどれかだということだが、採点に関する質問には、当然応じてくれない。でもまあ一応、質問の
メールを出してみようと思う。何かが動くかもしれない。

リスニングは大問1は切り抜けたが、はっきりとわからず、エイヤッで答えた箇所があり、実力を反映していない。
満点でも、これで卒業というわけにはいかない。大問2の方は、7点も引かれた。こちらは逆に自信満々だったが、
例によって字が汚く、不正確という点で減点されたものだと思う。早く書けるようにする練習はまだ功を奏して
いない。筆記の方は1〜3は上に書いた通り、キツネにつままれたような気がする。また4.と5.もそれぞれ
2点ずつの減点、こちらは自分の実力から考えると、むしろ出来杉クンで気持ちが悪いくらいである。本当に今後も
ずっとこの調子なら、未来は明るいと思うが、たぶん、問屋は卸してくれないと思う。全体を通して冷静に見て
みると、上記の変事を自分の有利な方に考えても、総合点は189点となり、目標に1点足りないのである。まずは、
2回連続180点台キープでうれしいが、慣用句、成語、日中⇔中日翻訳、どれをとっても今後とも補強して
行かなければならないポイントばかりであると自覚している。今回は合格率が高かった、とご指摘のブロガーの
方をお見受けするが、受験の実感としては、難易度に大きな変化は見られなかったと思う。

・これまでの成績
TECC
回数/年月/L/R/total
19/08-6/428/416/844
20/08-12/484/484/968
21/09-6/495/495/990
22/09-12/459/445/905
23/10-7/492/477/969
24/10-12/465/458/923
25/11-7/493/492/985
26/11-12/491/499/990
27/12-6/435/428/863
30/13-6/470/499/969
中検
回数/年月/L/R/total
71/10-6/91/83/174
72/10-11/97/85/182
73/11-3 地震で中止
74/11-6/91/80/171
75/11-11/95/89/184
76/12-3/94/80/174
77/12-6/95/89/184
78/12-11/88/89/177
79/13-3/97/85/182
80/13-6/93/90/183


★本日の学習進捗状況
読書だけ少し進む。
1.単語帳(Campus Wide)
12冊目 4ページ目(全39ページ、1ページに30単語)

2.「蜗居」(1〜303ページ)
95ページ目

3.中国語作文−その基本と上達法(1~253ページ)
13ページ目

4.音読「三国志演義」(10−67ページ)
13ページ目

5.音だけを聞いて長文を暗記する
耳が喜ぶ中国語 12課

•蜗居 p92
苏淳回来见桌上的钱,很吃惊,问:“哪来的?”
“海藻的朋友借的,不要利息。”海萍特地把重音放在不要上,以故意羞辱苏淳。苏淳皱着眉头说:“海藻? 海藻怎么可能
有这么有钱的朋友? 6万啊!不是小数字,还不要利息。说什么时候还了吗?”
“她说人家不急着要。”
“不对。海萍,你最好去问清楚,这钱我怎么感觉拿得不踏实啊?现在这世道,没这样的活雷锋。”
苏淳一说,海萍本来是心里疑惑的。但一听苏淳最后一句,恼了,以为苏淳自己没本事还要把海藻拖下去。“你没有这样的朋友,
不代表海藻没有!你不要拿你的人缘去度量别人。”苏淳不再发表看法。
家に帰ってきた苏淳は机の上の金を見て驚いて、尋ねた。「これ、どうしたの。」
「海藻の友達から借りたのよ。無利子でいいって。」海萍はわざわざ「無利子」を強調して
苏淳に意図的に恥をかかせようとした。苏淳は眉間にしわを寄せて言った。「海藻にどうして金持ちの友達がいるんだい。
6万だぜ。はした金じゃない。利子もいらないなんて。いつまでに返せとか、言ってるの。」「別に急いでないってよ。」
「だめだよ。聞いてはっきりとさせておかなきゃ。たぶん、まともな出どこのある金じゃないぜ。このせちがらい世の中に、
雷峰さんなんてもういないんだよ。」苏淳の話を聞いて、海萍ももともと変だという感覚はあったのだが、ただ苏淳の
最後の一言にカチンときた。彼が自分の無能を棚に上げて、海藻までこきおろそうとしている、と思ったからだ。
「アンタ、自分にそういう友達がいないからって、他人までそうだと決めつけられるの。自分の尺度で人のことを、
とやかく言わないで。」苏淳はそれ以上、何も言わなかった。

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